年度内に完成させるため、急ピッチで作業が進んでいます。
まずは噴水の水を抜き、テラスを設置する予定の箇所の掘削を行っています。
昨年の3月に開催した「未来の千種を考えるワークショップ」で
現在の千種を改めて見つめたとき
在校生が特に興味を持っていたのが噴水でした。
卒業生のみなさんには噴水というと水が溢れ
かきつばたが植わった姿を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、現在の噴水は底板が割れて水を貯めることができない状態です。
老朽化による汚れもひどく、噴水としての機能を全く果たしていません。
そのような状態になった噴水は生徒にとって身近な存在と言えるはずもなく
ワークショップのときに初めて噴水の敷地内に入ったという在校生もいたほどです。
また、噴水周辺の広いスペースが活用できていないばかりか
普段は車が周りにずらりと並び、中に入ることすら躊躇するような場所になっていました。
さらに、噴水の横に設置されている時計も止まっていて全く動いておらず
漏電、支柱のたわみなどから非常に危険な状態であることがわかりました。
噴水は千種の玄関であり、顔とも言える存在です。
在校生とのワークショップを重ねるうちに
噴水自体の改修と上記のさまざまな問題を解決し
噴水本来の機能を復活させるとともに
人々にとってもっと身近な、触れ合いの場にしたい
という思いが湧いてきました。
今回の改修事業はそんな在校生と卒業生の想いが
ひとつになって実現しました。
50周年を締めくくるイベントとして、皆様と一緒に盛り上げたいと考えています。
今後も定期的に工事の進捗状況を報告させていただきますので
楽しみにしていてください!
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